一般社団法人日本自動車リサイクル部品協議会(東京都港区新橋、名誉会長:北口賢二、以下:JAPRA)は、リサイクル部品流通を業とする業者団体が「資源の有効活用と環境保全の社会的要請に応えるとともに、良質なリサイクル部品を望むユーザへの安定・継続的な供給体制と責任体制を構築する。」ことを目的に、1995年(平成7年)に結成された業界団体です。2011年現在、賛助会員を含め12団体430社で構成されており、主なユーザである自動車整備事業者への需要にお応えしていますが、全団体が既に部品流通ネットワークを構築しております。
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1998年(平成10年)に、通商産業省(現在の経済産業省)の補正受託事業として、これらのネットワークを相互に利用しあう「リサイクル部品のオープンな電子商取引システム」プロトタイプの実験検証を行いました。この実験をもとに2000年(平成12年)には「部友会、システムオートパーツ、シーライオンズクラブの3団体在庫情報共有化」事業を開始するとともに、加盟団体すべての「在庫情報の共有化と相互取引が可能な流通システムの構築」へ向けた検討を重ねて参りました。この検討結果を踏まえ、今般「業界標準となる統合的な部品情報データベース」と「インターネットを活用した受発注システム」を基本とした新たな高度情報流通システム(JAPRAシステム)を構築することにしました。
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当該システムの管理運営を行なう事業主体が必要となるという状況を踏まえ、JAPRA加盟各団体の代表(理事)を中心として、新たな法人「株式会社ジャプラ」を設立する運びとなりました。 |